前回におい対策に効果のある食べ物をブログで発信させていただいたのですが、調べていくうちに、
「”クロロフィル”が、体臭対策にかなり効果がある」という記事をいくつか読み、詳しく調べてみました!
クロロフィルって何?
緑色を発色する色素で、葉緑素とも呼ばれるもの。
植物や藻類などに含まれる緑色の天然色素で、細胞内の葉緑体のなかにあり、植物が太陽光のエネルギーを使って、水と空気中の二酸化炭素から糖などの有機物を合成する光合成を行なっている。
葉緑素は植物の成分だが、人間の血液の色素であるヘム(へモグロビンの中の中心構造)と似た構造をしており「緑の血液」と呼ばれる。
体内に摂取された葉緑素は、血液中で鉄と結合し、赤血球や筋肉のヘモグロビンなどの色素に変わる。
主成分はマグネシウムでできており、人間が摂取したクロロフィルは胃でマグネシウムとその他の構成成分とが分離して、マグネシウム以外の成分は吸収されずに排出される。
消臭・殺菌効果があり、血液を循環して皮膚や肺から排出される匂い成分を消臭してくれる効果がある。
また、農作物や乳製品・魚などの食品を介して人間に取り込まれるダイオキシンや、有害ミネラルのカドミウムや鉛などの物質を吸着して排出する解毒作用を持っている。
血管内のコレステロールを吸着する働きもあり、コレステロールを抑えて血液の流れを良くする働きもある。
さらに、体内に吸収される細胞を活性化させる働きも持っているため、筋肉を維持したり、怪我や傷の治りを早くするほか、病的状態にある細胞を健康な状態にする薬理作用もあります。
このように体内に取り入られた葉緑素は、有害物質が体内で吸収されることを抑え、速やかに体外への排出を促して細胞を活性化させる働きを兼ね備えている。
クロロフィルを含む食品
・スプラウト
・大葉
・焼き海苔
・春菊
・わかめ
・パセリ
・明日葉
・小松菜
・ほうれん草
・クロレラ
・ブロッコリー
・緑茶
・キウイ など
効率的に取り入れるポイント
①加熱する
熱を加えることで、クロロフィルを覆っている細胞壁が壊れ、働きやすくなる。
しかし長時間加熱すると色が褪せてくるため、軽く茹でておひたしや和え物などにするのがおすすめ!
②小さく切る
細胞壁を壊すには、食材を細かく切ることも効果的です。ざく切りやみじん切りよりも、ミキサーにかけ、スープやポタージュなど、細かくして調理するのがおすすめ!
まとめ
クロロフィルは主に
・消臭・殺菌効果
・解毒作用
・血中コレステロールの低下
などの働きがあり、より効率的に取り入れるためには加熱をしたり、細かく切るなどして細胞壁を壊す必要があることがわかりました。
調べてみると匂い対策だけではなく、解毒作用や薬理作用があるのは驚きでした!
改めて食と体は深く関係があることがわかったので、今後も自分なりに対策をしながら、食事を楽しみたいと思います✨
最後までお読みいただきありがとうございました😌
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